メンタル

40代の自分を一番好きになろう!自分の全てを肯定してあげると人生が好転する

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40代になるとどういうわけか増えてくる「イライラ」。でも、今回のホントの主役はこの「イライラ」ではないんです。

イライラしちゃう自分、イヤな感情を持ってしまう自分、悪いことばかり考えてしまう自分、自分の期待に沿えない自分ーーそんな自分をどんどん嫌いになっていってしまう。本当に苦しいのは、イライラ自体でもイヤな感情自体でもなく、この「自分で自分を嫌いになってしまうこと」なんです。

 

なぜ自分を嫌いになるのか

イライラしたり、イヤな感情を抱いているときに、「ああ、今最高に気持ちいいわ~!」と感じる人っていませんよね。真逆です。「不快」なんですよね、こうした感情というのは。

 

自分を不快な気分にさせるものに対して、私たちは「嫌い」という感情を持つようになります。

 

たとえば、職場に嫌味ばっかり言ってくる上司がいるとします。毎日嫌味をたらたら言われたら、そりゃあ嫌いになりますよね。こんな感じです。

 

[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]部長、書類できあがりました。確認お願いします。[/speech_bubble] [speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="kami-robo.jpg" name="嫌味部長"]お前さ、この仕事長いんだから。1回くらい、俺が確認しなくても大丈夫なレベルの完ぺきな書類作って出してみろよ。[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]言葉の綾だろ、そんなの!つーか確認くらいしろよ、仕事だろーが!![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]ホントに嫌い、大嫌い、この部長![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]もう我慢できない!そうだ、別の上司に相談して異動願いを出そう。異動が無理なら辞めてやるわ![/speech_bubble]

 

よくある光景ですね。

 

嫌味を言われる→不快な気分になる→相手を嫌いになる

 

このとき、相手というのが「嫌いになってもいい人」の場合はそんなに大きな心の葛藤は生まれません。嫌いになっても構わない人相手なら、「そこまで言われて黙ってられない!」と仕返しをしてスッキリするもよし、「二度と顔を見たくないわ!」と接触を持たないようにするもよし。

 

じゃあ、こんな場合はどうでしょうか?

[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]もしもし、お父さん、私だけど。仕事辞めることにしたから、これから転職活動するわ。[/speech_bubble] [speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="kami-robo.jpg" name="頑固親父"]お前はいい歳して何をやってるんだ!その歳で転職なんて簡単にできるわけないだろーが。地元に帰ってきて、もう誰とでもいいから結婚して主婦になれ![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]また始まったよ...こういうときに私の弱点(未婚)をついてくるなんて親なのにヒドイ!「がんばれよ」くらい言ってくれてもいいのに...![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]えーん、ムカつくし悲しい!少しくらい私の話を「そうかそうか」って聞いてくれたっていいのに...[/speech_bubble]

 

これもよくある話ですが、さきほどの「嫌味部長」とはちょっと様子が変わりますね。

 

イヤなことを言われる→不快な気分になる→相手の反応がイヤになるけど、それでも嫌いになりきれない。むしろちょっとくらい認めてほしい

 

「この人にだけは自分を認めてほしい」という相手っているじゃないですか?親というのはその典型だと思います。他にも、すごく親しい友人とか、配偶者や恋人なんかもこの部類に入るでしょう。

 

「認めてほしい」「嫌われたくない」「相手にイヤな思いをしてほしくない」

 

嫌味部長のときと比べて、認めてほしい度がアップしています。そのせいで、さらに感情的になりやすかったり、逆に我慢をしすぎて爆発してしまったりといったことが起こりやすくなるのがこのパターンですね。

 

こういう気持ちを抱く相手というのは、何かイヤなことを言われたとしても「はいはい、気に入らないから、じゃあサヨナラ~」というわけにはいかないんですよね。そして感情的になってついガーッと反論してしまったとしても、「あーあ、あんなこと言わなきゃよかった。傷つけちゃったかしら」なんて反省してみたり、逆に「雨降って地固まる」じゃないけど本音で語って絆が深まったり。

 

そして最後、これはどうでしょう。

[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]ああ、さっきの電話であまりにムカついて、お父さんにヒドイことを言ってしまった![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="sasa-kureko-gyaku.jpg" name="私(心)"]ひどいひどい、あなた(私)ってひどい!最低だわ![/speech_bubble] [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]でも、あんな風に言われたら、少しくらいキツイ言葉を言っちゃったとしてもしょうがないでしょ!?[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="sasa-kureko-gyaku.jpg" name="私心)"]「しょうがない」とか思っちゃうなんて、あなた(私)最低!ひどいわ!ダメすぎる!あり得ない![/speech_bubble]

 

きっと毎日のように私たちの心の中で起こっているのがこれです。自分対自分。この心の中のやりとりが行われると、ほぼ100%の確率で「イヤ~な気持ち」になります。そしてそのイヤ~な気持ちは長引きます。

 

このやり取りが起こるときの特徴は

・外部的な原因が引き金になる(だれかと喧嘩したとか、失敗したとか)

・その外部的な原因でイヤな気分になったときに、必ず追い打ちをかけるように起こってさらにイヤな気持ちを増長させる

・いつどんな場所でどんなシチュエーションでも起こり得る

 

自分というのは、上で書いた「親や家族や親友などの親しい人」以上に、常に自分と一緒にいる存在です。離れることは物理的にも心理的にも、どうやったって不可能。だって自分なんだから。

 

そして、世の中で一番「認めてほしい」と思っているのって、実は自分自身に対してなんですよね。嫌味部長のときよりも、頑固親父のときよりも、さらに認めてほしい度がアップしている相手というのが「自分」なんです。

 

私と私(心)のやり取りを見ると分かると思うのですが、これってせっせと「自分が自分を否定する」作業になっちゃっているわけです。この「自分が自分を否定」というのが、一番精神的にキツイんです。なんと言っても、一番認めてほしい相手に否定されるわけですから、そりゃあキツイですよ。

 

そして、自分の身の回りで起こるすべてのトラブル(とか気に入らないこと)は、最終的にこの「自分」対「自分」の喧嘩に行きついてしまいます。他人との喧嘩も、親との喧嘩も、もちろん自分自身の失敗も、最終的にイヤな思いが残ることというのは「自分が自分を責めている」パターンなんですよね。

 

そして、それが何度も繰り返し行われると、知らず知らずのうちにどんどん自分を嫌いになっていってしまいます。こんなことを考える自分はイヤだ。こんな態度を取ってしまった自分が嫌い。そして、自分に嫌われた自分は、さらにそんな自分を嫌いになります。ものすごい悪循環!

 

本当に認めてもらいたいのは「自分」なんです。上司や親に認めてもらえないからムカつくんじゃなくて、上司に認めてもらえない自分を「自分自身に認めてもらえない」からムカつくんです。親に認めてもらえない自分を「自分自身に認めてもらえない」ことにムカつくんです。

 

自分を不快にさせるものに、私たちは「嫌い」という感情を持ちます。自分のことを決して認めてくれない「自分」という存在が、24時間365日ずっと一緒にいたらどうなると思いますか?不快極まりないですよね。こんなに不快をまき散らしてくる自分をどう思うでしょう?嫌いになって当然です。

 

心のエクササイズ:否定する自分も肯定しちゃう

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「イヤな気分」というのは、結局は自分自身で生み出しているものにすぎないのです。最初は外部の出来事がきっかけだったかもしれませんが、それを心の中で「自分対自分」の戦いへと発展させてイヤな気分をどんどん増長させているのは、ほかの誰でもなく自分なんです。

 

だからと言って、「イヤな気分にならないようにしよう」「自分をもっと好きになろう」みたいなあざといことを考え出すと、よけいドツボにハマるので注意。イヤな気分にならないようにするということは、イヤな気分を「否定」しているわけです。自分をもっと好きになろうとすることは、今の自分を「否定」しているわけです。

 

そして、否定している自分に気付くと「いけない、いけない!」とまたそれを否定する~以下エンドレス。

 

イヤな気分にならないようにしようと思ってしたことが、結局は自己否定の悪循環にはまってしまうんですね。これじゃあ、気分もよくなるわけがありません。

 

でも、気持ちよく生きるためにイヤな気分にならないようにするのもダメって言うなら、一体全体どうすりゃいいんでしょうか?

 

実は答えはいたってシンプルなんです。全肯定。自分の中に湧き上がるすべての思いに対して「肯定」していく。それだけです。

 

こんなかんじ。

 

[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]ああ、さっきの電話であまりにムカついて、お父さんにヒドイことを言ってしまった![/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="sasa-kureko-gyaku.jpg" name="私(心)"]そうだね、それでOKだね。[/speech_bubble] [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]は?何がOK?私人間として最低でしょ?[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="sasa-kureko-gyaku.jpg" name="私(心)"]そうだね、それでOKだね。[/speech_bubble] [speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="sasa-kureko.jpg" name="私"]いやいや、ダメすぎるでしょ、ぜんぜんOKじゃないでしょ?[/speech_bubble] [speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="sasa-kureko-gyaku.jpg" name="私(心)"]そうだね、それもOKだね。[/speech_bubble]

 

どうですか!?この心のやり取りを見てどう思うでしょうか?「アホか!」と思うかもしれませんね(笑)禅問答に聞こえるかもしれませんし、「そうだね、それでOKだね」と言い続けることが難しいと感じるかもしれません。

 

その気持ちにさえも、「OK!」と言っちゃいましょう。

 

クセですから、人は自分に対してすぐにダメ出しをするんですよ。「ぜんぜんOKじゃないでしょ?」って反論するのもダメ出しですからね。ダメ出し=否定。そして、自分で自分を否定するから気分が悪くなるわけですから、この否定グセを治すんです。体と同じように、心だってエクササイズが必要なときってあるんですね。

 

否定グセを治すのに、否定する自分を否定するという方法を取っていては否定の連鎖が繰り広げられるだけで意味がありません。

 

だから、ついつい否定してしまう自分でさえも「OK」と肯定してしまうんです。この肯定自体にはまったく意味はありません。「OK、OK」と言ってりゃいいんです。

 

そしてもう気づいた人もいるかもしれませんが、肯定に意味がないということは、実はつまりその前の「否定」にも意味はないんです。

 

自分の感情はただの「反応」ということが分かる

 

自分があーでもないこーでもないと否定するのには、ちゃんとした理由があると思っている人がほとんどだと思います。

 

でも、こうしてバラバラに分解してみると、否定も肯定もどっちもただの「反応」でしかないということが分かるはず。「なんでOKなんだよ?」と思うかもしれませんが、じゃあ「なんでダメなんだよ?」ってことなんです。せいぜい「人としてダメじゃんか...」とか、そんな曖昧な答えくらいしか絞り出せませんから。

 

だから、どうしても「OK」が受け入れられない理屈っぽい人は、自分が否定する理由を「なんで?なんで?」と深堀りしていってみるといいかもしれません。行きつくところは「なんもない、からっぽ」だったと気づくでしょう。

 

つまり、「なんもない、からっぽ」に対して、ただ単に反応として「否定」だったり「肯定」だったりがあるということです。

 

「でも、もともとはこういうイヤなことが確かにあった」と思うかもしれませんが、じゃあ今それは目の前にあるのでしょうか?実際、過去のこととか、未来に起こる(かもしれないと恐れている)ことに対して「今」心が反応しているだけなんですよね。そうなんです、今起こっているのは、まさにただの反応でしかないってことなんです。ただの反応なら、否定でも肯定でもどっちでもよくないですか?で、否定を続けると「自分に認めてもらえない」というさらなるイヤな気分を生み出すだけなので、それなら肯定しておいた方がよくないですか?どうせただの反応なんですから!

 

自分を肯定するクセがつけば、自然と自分を好きになる

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ここまで言っておいてなんですが、自分を好きになるのは、手段ではなくてあくまで「結果」です。「自分を好きになろう!」と意識しても、それこそ「好き or 嫌い」をコントロールすることなんてできませんからね。

 

特に40年以上生きていると、長年積み重なった経験の中で、すでに自分自身にベタベタといろんなレッテル貼りをしちゃってるんですよね。自分に対して偏見を持っているというか、色眼鏡で見ているというか。「私はこういう性格だから」「私はこういう悪いクセがあるから」「もう40だから」などなど、自分を卑下しちゃうところがいくつもある人は多いと思います。

 

そんな状態でいきなり「もっと自分を好きになろうよ!」なんて言われても、「はぁ!?そんな簡単に自分を好きになんてなれないでしょ」って感じだと思うんです。私がそうでしたから。

 

だからこそ、コツコツと「自分を肯定する」作業を続けていくんです。なんでもOKとしてあげる。ついクセで否定しちゃう自分、また同じ失敗をしてしまった自分、誰かに責められた自分。どんな反応が沸き起こってきても、それを「OK!」と肯定してみましょう。

 

別にそこに感情を込める必要なんてありません。機械的に「OKだわ、それ」「あ、それもOK」と認める作業をしていくだけで大丈夫です。もちろん「OK」以外でも、自分で一番しっくりする表現でいいので、とにかく「今ある感情とか思考をすべて認めてあげること」が大事。

 

これを続けると、何をやっても何を考えても「自分に肯定されている」という事実が積み重なるので、安心感が半端なくなってきます。だって、自分にとって一番イヤなことは「自分に認めてもらえないこと」であって、逆に一番いいことは「自分に認めてもらえること」なんですから。

 

そして、その先に「自分を好きになる」があるんです。自分に認めてもらえると、そんな自分を好きになりますからね。ここまで行くと、気持ち的にはかなり安定しますよ。

 

おまけ:自分を好きになると、なぜか物事がうまくいく、みたい

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ここまでは「いかに心の平安を手に入れるか」というお話でしたが、この先はちょっとスピリチュアル風味なお話をひとつ。

 

自分をコツコツと肯定していく作業を続けていると、どういうわけか周りの世界まで順調に動き出すようになったと感じることが増えると思います。

 

潜在意識系のお話としては

 

「『自分=世界』だから、自分を愛すると世界から愛される」

 

的なことがよく言われますが、ふつうこれを聞いても「なんで?」と思ってしまいますよね(笑)。私もいっとき「潜在意識の仕組みが知りたい!」と思っていたことがありましたが、今となっては別にその仕組みが分からなくても、楽しいことやいいことにたくさん囲まれていたらそれでいいやと思うようになりました。これもよく言われますが、たとえばスマホの仕組みを知らなくたって、スマホの恩恵をたっぷり受けることはできるわけです。同じように、潜在意識の仕組みを知らなくたって、その恩恵を受けてもいいはず。

 

なので、なんだかよく分かりませんが、自分を好きになったら周りの物事も順調に動き出したっていいだろうということにしました、自分の中で。

 

まあ、これは「自分をすべて肯定する」→その結果「自分を好きになる」(心の平安が得られる)→さらにその結果「物事がうまくいくようになる」という、結果の先の結果みたいなものですので、気楽に取り組んでみるといいかと思います。それ自体を目的としなくても、気づいたら「ん?なんだかんだで、もろもろうまくいってるんだな」と感じるときがくるというか、そのころにはそれが当たりまえの状態になっているんじゃないでしょうか。

 

自分の最大の味方になってあげられるのは、他の誰でもなく自分自身なんです。でも、放っておくと自分を一番責めたててしまうのも自分自身なんです。

 

これを意識するだけで、ささくれ立った心が優しくなっていくのを感じることができるはずですよ!

 

 

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