メンタル

40歳をすぎて心が狭くなってしまった...広い心を取り戻すには?

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40代に突入してから明らかに怒りの沸点が低くなったというか、怒りスイッチが入りやすくなっているなと感じることがありませんか。

 

実は私もこの数年、こうした「怒りスイッチの連打」状態に自分でホトホト疲れてしまっていました。「なんでこんなことで怒ってしまうんだろう?」と我に返ってみても、イライラが収まるわけでもなく、さらに今度は「イライラしている自分」がイヤになってしまったりもして、悪循環なんてもんじゃありません。

 

性格そのものが変わってしまったのでしょうか?それとも、一時的なもので、また広い心を取り戻すことができるのでしょうか?

 

イライラ怒りっぽくなる原因は?

そもそも、怒る相手なり物事なりといった「怒りの対象」が存在するからイライラするわけです。

 

自分がイライラ怒ってしまう回数が多くなったということは、この「怒りの対象」が増えたことが原因です。

 

そして、「怒りの対象」が増える原因として考えられるのは、社会(周り)が変わったか、自分自身が変わったかの2つです。

 

社会(周り)の変化

時代とともに「常識」と言われるものも変わっていきます。昔なら許されたことが、現在では通用しないという例はたくさんありますよね。

 

自分の持っている「常識」の枠を超えたことに遭遇すると、人は不安になったり怯えたりします。その対応策として「怒る」のです。

 

特に最近は、個人個人というより世間的な「常識」の枠の範囲がどんどん狭くなっている傾向にあるような気がします。その世間的な常識の枠にさらに自分個人の常識の枠を重ねると、枠がどんどん小さくなっていって、つまり「我慢できない」ことが増えていっているのではないでしょうか。

 

これは、自分の性格がどうのこうのいう以前の問題で、移ろいやすい世の中の常としてある程度仕方がないことなのかもしれません。

 

例としては、昭和の時代だったら歩きタバコをしている人なんてそこらじゅうにいたと思いますが、それに対してうるさく言う人というのはほとんどいませんでしたよね。ところが、今現在そのへんで歩きタバコをしている人を見かけたらどうでしょうか?「なんだ、あの人は?歩きタバコなんかして常識がないな!」と思う人がほとんどではないでしょうか?

 

このように、社会の物差しが変わったせいで、イラつくポイントが増えることも往々にしてあります。

 

ただし、これは自分が40代になったこととはまったく関係のない部分です。なので、これが原因でイライラすることが増えたとしても、自分ひとりが怒っているわけではないはずですので、そこまでは気にする必要はないんじゃないかと思います。

 

それでも気になるという場合には、もしかしてそのイライラは社会からの無駄な情報を入れすぎているせいかもしれませんので、あえて自分の周りに存在する「社会」を狭くしてみるのがいいでしょう。イライラしそうなコミュニティから少し距離を置いてみるというのも手かもしれませんね。

 

自分自身の変化

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どちらかと言うと気になるのは、こちら。怒りっぽくなったということは、つまり自分自身が変わってしまったのではないかという危機感を感じますよね。たしかに、社会の変化のせいとは思えないような「個人的な怒り沸点の低さ」を自覚している人もたくさんいるでしょう。

 

では、こうした「あれもこれも気に入らない」状態になってしまうときというのは、どんなときでしょうか。

・身体的に疲労がたまっているとき

・精神的に疲労がたまっているとき

・あまりに忙しすぎていっぱいいっぱいになっているとき

・風邪や肩こり、腰痛、腹痛、頭痛など体の具合が悪いとき

・不安なことがあるとき

つまり、自分の「ベースとなる心の状態」が悪いときがほとんどではないでしょうか?

 

逆に言えば、たとえば全然別件でものすごーくいいこと(宝くじが1千万当たったとか、密かに恋い焦がれていた人からデートに誘われたとか、仕事で誰もがうらやむような地位につけたとか)が起こったとしましょう。そのときに、例えば周りの誰かが自分の意にそぐわない行動をしたとして、気になります?どうでもよいですよね?嫌味のひとつふたつ言われたとしても、ニヤニヤしながら「あぁ、そうですか~」と受け流してしまう余裕すら生まれます。

 

つまり、ベースとなる心の状態がいいときはイライラしませんし、悪いときは米粒みたいなことにでも反応してイライラしてしまうのです。

 

自分自身の変化によって怒りっぽくなっている場合は、この「ベースとなる心の状態」が悪いことが多くなっているのでしょう。

 

たしかに、40代というのは心身ともに不調が出やすい時期です。30代のころと比べても、疲れやすいし、すぐ風邪ひくし、体のあちこちが痛んだりするし、将来への不安は満載だし、考えないといけないことは増えるし、脳の処理能力も落ちてくるし、いくつものことを同時進行でやれなくなるし...。

 

なので、40代になって以前より怒りやすくなったのは、沸点が低くなったとか心が狭くなったということよりも、「心のベースの状態が悪い時間が多くなった」せいではないでしょうか。

 

10代でも20代でも30代でも、心のベースの状態が悪くなれば怒りっぽくなったりやさぐれたりするんです。ただ、40代はその「ベース悪」の状態がながーく続いてしまうから、その分怒りスイッチが押される回数が必然的に増えてしまうということでしょう。

 

すぐにイライラせずに、心を広く保つには

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ちょっとここで私の例なんですが、職場で前の席に座っているおじさん社員が3時になるとおせんべいをバリバリ音をたてて食べるんです。しかも1袋(小袋ですが)一気に!私はそれがとにかく気に入らなくてですね(笑)、イライラしながら心の中で「1袋全部食べるとか、ありえない!」「だから痩せないんだよ!」「どうでもいいから、そのバリバリ音をやめろ!」「うざい~~~!!」と悪態をつきまくる毎日。

 

・私がダイエット中で間食を我慢しているのに、目の前で無神経に食べるのが許せない

・1袋食べきってしまう食欲が許せない

・バリバリと音をたてて食べる品のなさが許せない

 

こうして改めて「気に入らない」理由とかポイントを挙げてみると、本当に言いがかりでしかないということがよく分かりますね(特に、私がダイエット中で間食を我慢しているのは、おじさんには何の関係もないし笑)。そして、そんな言いがかりを探し出してまでイラつく背景には、

・私がダイエット中で我慢している→好きなおやつを食べられないという「物理的&精神的な不自由さ」を強く感じている

このようなベースの状態の悪さがあるのです。

 

だから、本来そのベース部分を改善するというか、少しでもいい状態にしてあげることが、妙な言いがかりで怒りのばらまきを抑える近道なんですよね。

 

よく「すぐイライラしてしまうのを治したい」のような悩みに対して

・他人のことを気にしないようにしよう

・世の中は自分の思い通りにはいかないことを知ろう

・自分の常識を相手に押し付けない(自分の物差しだけで測らない)ようにしよう

といった対処法をみかけますが、こんなのできるんだったら最初からイライラしませんよね(笑)。できないからイライラするんです。

 

直接的にイライラの対象になっている人や物事に対して、いちいち自分の「心の持ち方」を変えて対処しなければならないとしたら、膨大なイライラ潰しが必要となってしまって、それだけで心がヘトヘトになってしまいます。←よけいにイライラの温床を作り出すことになってしまいますよね。

 

「他人のことは気にしないようにしなくちゃ」と意識すればするほど、ますます気になるもんなのです。でも逆に自分の機嫌がすこぶるいいときには、他人のことなど眼中なくなります。「気にしない」んじゃなくて、「気にも留めない」というかんじですかね。

 

ですので、目の前のイライラを消すよりも、ベースとなる心の状態を上げることに力を注いだ方が、少ない労力でより大きなリターン(結果イライラしにくくなる)を得ることができるでしょう。

 

ベースとなる心の状態はよくなるもんなの?

上にも挙げましたが、心の状態が悪いときというのは、

・身体的に疲労がたまっているとき

・精神的に疲労がたまっているとき

・あまりに忙しすぎていっぱいいっぱいになっているとき

・風邪や肩こり、腰痛、腹痛、頭痛など体の具合が悪いとき

・不安なことがあるとき

こんな感じのときですよね。体の状態が悪いというのも心の状態を悪くする原因となります。具合が悪いときって、気持ちも落ち込みますから。

 

では、逆に心の状態がいいときというのはどんなときでしょうか。

・よく寝て疲れが残っていないとき

・体調が絶好調のとき

・心配事がないとき

・いいことがあったとき

 

なので、こうした状態を常日頃目指していれば、イライラ土壌汚染が少しずつ改善されるわけです。具体的には、

1.頭もしくは体が疲れたら、とにかく寝る

2.体の不調は病院やマッサージなどへ行くなどしてさっさと治す

3.心配事を物理的に解決する、または、どうにでもなれと開き直る

4.小さな「いいこと」にでも大げさに喜んでみて脳をだます

1と2は割と簡単にできるというか、やるかやらないかだけの話なので、絶対に積極的にやるようにしましょう。

 

特に「寝る」のはオススメです。体と頭がいっぱいいっぱいのときって、本当に自分に余裕がなくなっていくのを実感しますよね。そんなときは思い切って、あらゆることを放棄して寝てしまいましょう!それだけでもだいぶ「イライラ」が改善されるはず。

 

3と4は、それこそ「そんな簡単にできないだろう~!」と思う方も多いかもしれません。

 

でも、3の場合は自力で解決しなくても「友人(とか、弁護士とか、警察とか)に相談したらすんなり解決した」とか、「開き直ったらそんなにひどい事態にはならなかった」ということも十分にありえますので、ぜひ実務か心のアクションを起こしてみてください。

 

4の場合も、どんなに「いいことないよ」という人であっても、1日のうち1回くらいはプチいいことは起こっているはず。信号が青だったとか(笑)。そんなことでも「よっしゃ~!信号青で渡れたぜい!」と大げさに喜んでみると、脳が「ん?もしやいいことあったんか!?」と思うようになってきます。最終的に「心がよい状態」になりさえすれば何でもいいわけですから。

 

それでも「そんな簡単にできない」と思ってしまうなら?

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とは言いながら、開き直るとか、いいことを大げさにとらえるとか、そういう「心の持ちよう次第」で左右されてしまうものは信用できないという気持ちも分かります。

 

そんな人は、漢方サプリなどに頼ってしまいましょう。「気持ちのコントロール」みたいな難しいことをしなくても、これ一発で解決してしまったりします。風邪を引いたら風邪薬を飲むのと同じように、心のベース状態が悪いならば、それに特化した漢方やサプリを摂ればいいんです。

 

とにかく最終目的は「心のベースをよい状態にする」こと。

 

イライラすることが増えたというのは、決して心が狭くなったわけではないんです。お年頃のせいで「心のベース」がちょっと荒んできているから、些細なことに反応してしまっているというだけなんです。「心のベース」がよくなってご機嫌な時間が増えれば、自然とイライラ反応はなくなって、心が広い状態を取り戻せます

 

だから、安心して目先のことにイライラしてもいいんです(笑)。イライラは勝手にやらせておいて、それよりも心のベースをよい状態にすることに注力しましょう!

 

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